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二日目 下関二日目


2017.5.4



 下関二日目。今日は午前中だけ遊んで、午後から岩国へ移動する予定。しっかり遊びますが、明日に備えて体力も温存しなきゃ。



起床
 6:00、起床。まずはトイレ。ここのトイレはBランク。まぁ、ギリギリ許容範囲です。スッキリして駐車場を見渡すと、駐車エリアにテント。これは車で寝られなかった人?それともチャリダー?いずれにしてもアスファルトの上で寝るって、体が痛くならないのかな?

 さて、今年の春からは朝一で仕事をしなくて良くなったクマ兄さん。ゆっくり着替えをし、ネコ娘とペンギン姉さんを起こし、出発の準備をします。
 6:55、出発の準備を終え、下関の唐戸に向けて出発!この時間はまだ雲が多いけど、今日は天気が良くなるはず。気分を上げて行こう!



到着
 7:15、昨日と同じく、海峡ゆめタワーの横の駐車場に車を停める。今日は海響館に行く予定なんだけど、まだ開館までには時間があるので、車内で勉強しておく。クマ兄さんは英語。ネコ娘は宿題やりました。ペンギン姉さんは助手席で何をしているのかな?
 8:45、そろそろ出発。海峡ゆめタワーを眺めてパチリ。天気が良くなってきて青空が見え始めたね。
 下関港にはいろんな船が停泊しています。左は不二海運という貝者が所有している第八長門丸。ケミカルタンカーだそうですが、何を運搬する船なのかはわからず。
 右は水産大学校の練習船、天鷹丸(てんようまる)。水産大学校って下関にあるみたいなので、ここが母港なのかな。
 海峡交番の横を通ったころには青空が広がり、今日も天気が良さそうだねーって感じ。
 こちらは捕鯨船第二十五利丸のアンカー。巨大ですね。スクリュー、アンカー、捕鯨砲、風向風速計を展示してあるそうなので、昨日と合わせてコンプリート。



海響館に到着
 9:15、海響館に到着。9:30オープンってことで、ちょっと早めに来たのに長い列ができちゃってる。もう少し早く来ればよかったか?車でのんびりしすぎた〜。
 意外と列は進むので、海響館はすでにオープンしている模様。やっぱり、もっと早く来ればよかった〜。

 とりあえず、昨夜、海峡ゆめタワーと海響館に入館できるダブルチケットを購入していたので、チケット購入の手間はないはず。広場のペンギンを見ながら進む。



海響館入場
 もうすぐ入館というところでイベントスケジュールを確認。いろんなイベントがあるみたいだけど、どれかできるのあるかな?それにしてもペンギン関連のイベントが多いな。

 入館してすぐにツアーカウンターとかいう場所に行ってみる。すると、ペンギンレンジャーっていうのが参加できるって。即ペンギン姉さんとネコ娘の参加を申し込む。
 申し込みついでにフンボルトペンギン特別保護区、というエリアに行ってみる。さすが!ここにはフンボルトペンギンがモリモリです。なんとここはチリ国立サンチアゴ・メトロポリタン公園からフンボルトペンギンの生息域外重要繁殖地としての指定を受けているそうです。



見学
 まずはエレベータで3Fへ。壁にはプロジェクターでフグが映し出されていました。下関だもんね、フグが有名だよね。
 関門海峡潮流水槽というのが最初に現れます。ここではたくさんの種類の魚が飼育されていて、日本海や関門海峡、瀬戸内海を再現するような潮の流れを作り出します。
 先に進むと海中トンネルがあるんですが、その脇にイワシの群れができてます。結構大きな群れで何尾いるんだ?って感じ。
 こちらはヘイケガニの標本。壇ノ浦の戦いで海に散った平氏の無念がカニに乗り移った、と言われていて、甲羅に平氏の顔みたいな模様がついています。なので、ヘイケガニは食べられないカニなのに結構有名。平氏とのコラボで有名になったんだろう。
 こちらトラフグ。トラフグって下関が有名だけど、室蘭から南の太平洋沿岸や日本海沿岸にいるらしい。膨らむと20Lもの海水を吸い込んで膨らむそうです。吸い込んだ海水は胃の中に貯めるんだって。
 こちらはハリセンボン。アバサーです。フグの仲間だけど毒を持っていないので、ふぐ調理師免許は要らないんだって。唐揚げとか鍋物で美味しいお魚。針の数は何本か?と数えると約350本だったって。
 こちらヒシガニ。やたらと手が長い。甲羅のサイズの倍以上長い手をしています。あんまり美味しそうじゃないね。食べられるのかな?
 ニョロニョロ・・・チンアナゴです。暖かい海に生息するので、日本では高知県より南に居ます。動物プランクトンを食べるそうです。卵を産むときってどうするんだろう?
 おぉー!ドリー発見!ナンヨウハギですな。なんと黄色い尾びれには毒があって、刺されると痛いらしいですよ。
 スナメリもいますねぇ。海水でも淡水でも生きられるようです。日本にも生息しているんだって。韓国じゃ食用にされてるらしいです。美味しいんかな?
 こちら美味しい美味しいアオリイカ。刺身でも天ぷらでも美味しいですね〜。二匹が絡み合っているのはペアリングでしょうか?
 市立の水族館なのにかなり充実している水族館ですね。シロナガスクジラの全身骨格標本が展示されていますが、これはノルウェーの大学から借り受けているそうです。これは下関が調査捕鯨基地であることから友好関係にあるそうです。



アクアシアター
 10:40、アクアシアターへ。11:00くらいからショーがあるようなので、ちょっと早めにシアターに行ってみる。が、結構、席は埋まっていてギリギリセーフって感じ。そういえば、初めて海響館に来た12年前も大混雑だったな。GW恐るべし。

 席を確保してボーっとしていると関門海峡を通過するタンカーが見えました。すっごい見晴らしが良い。景色が良いので風通しも良く、結構寒い。
 11:00、ショーがスタート。イルカは5頭出演するようです。
 すぐにアシカが登場。飼育員さんとの寸劇が始まります。海を見ながら黄昏たりして・・・。
 イルカとアシカのショーは結構派手。イルカのジャンプはショーの最初から最後まで随所に行われます。12年前はあまり派手ではなく、コミカルなショーだったと思うんだけど、今回は飛び回って派手でした。



ペンギンレンジャー
 11:20、ツアーカウンターに集合。朝申し込んだペンギンレンジャーに参加します。ペンギン姉さんとネコ娘だけね。クマ兄さんは外から写真撮影します。
 11:30、集まった人たちは赤いスカーフを巻いてフンボルトペンギン特別保護区に入っていきます。バインダーや鉛筆も受け取ってペンギンを観察するらしい。
 海響館のお姉さんに導かれてフンボルトペンギンの間近まで接近。ペンギンの特徴を教えてもらっているようです。クマ兄さんには聞こえません。
 クマ兄さんには説明している声が聞こえないので、望遠レンズをカメラに取り付けてフンボルトペンギンを撮影してました。卵を抱えているペンギンもいますね(左上)。春と秋に産卵するようで、南米チリと日本と季節は逆だと思うんだけど、気にしないんだね。

 野生のフンボルトペンギンは絶滅の危機に陥っているらしいですが、日本では繁殖技術が確立されどんどん増えているということで、日本の技術に感嘆してしまいました。










 ペンギンの撮影に飽きて、途中でロンドンバスを撮ってみたり・・・。
 12:00、ペンギンレンジャー修了。修了証をいただきました。バインダーにはフンボルトペンギンの特徴がいろいろ書かれています。結構細かい部分まで観察したようで、目の色とか模様の違いとか個体ごとにいろいろあるようです。
 ペンギンレンジャー修了後、亜南極に生きるペンギンのコーナーへ行ってみました。キングペンギンを筆頭に寒いところに生息しているペンギンたちがいるようです。
 キングペンギンって首元が黄色くて格好良いですよね?ペンギン姉さんはエンペラーペンギンの方が好きだそうですが、エンペラーはなかなか見られないんだよね。クマ兄さん的にはキングペンギンでも満足ですよ。

 結局、イワトビペンギンとかマカロニペンギン、ジェンツーペンギンはあまり撮影せず、キングペンギンばかり撮ってしまいました。









 
 最後にペンギングッズを身に着けて記念撮影。かわいいというかなんというか。



撤収
 シロナガスクジラを頭の方から。大きいですね〜。では、これにて退館。海響館面白かったですね。
 12:30、海響館を出ると今日も良い天気ですね〜。海響館の前庭には丸いドームがありますが、これは何用?
 海響館を出て、駐車場まで無料バスに乗っていこう!って思っていたら梅ヶ枝餅の露店を発見。梅乃枝餅になっているのは大宰府じゃないから?買ってみたら梅ヶ枝餅でした。ウマ〜。
 無料シャトルバス乗り場で梅ヶ枝餅を食べながら休憩。さて、この後はご飯を食べて、岩国に移動だな。

 10分ほど待っていたらシャトルバスがやってきて、乗り込んだら貸し切り状態。すぐに出発し、5分ほどで到着。



川棚温泉へ
 お昼ご飯は川棚へ。下関の名物を食べるのです。国道191号線を北上していると景色が良いねぇ。途中、しまむらに寄って日傘を購入。ペンギン姉さん、明日の為にほしいんだって。



瓦そば たかせ
 13:45、川棚温泉に到着。ここで下関名物の瓦そばを食べようと思っているのです。ずっと前から瓦そばを食べてみたかったんだけど、いつも機会を逃していてね。今回は瓦そばをご当地グルメとして広めた川棚温泉で、しかもその中で一番有名な「たかせ」というお店で食べてみようと思ったのです。
 臨時駐車場からお店へ。すると、たかせというお店が何軒もあるんですけど。うーむ、よくわからないので本館へ行ってみよう。
 13:50、本館に到着。名簿に名前を書いて待つことに。結構時間かかるらしいですよ。待っている間、スマホで遊んでいたんだけど、電池がどんどんなくなってきた・・・。
 15:05、1時間以上待ってようやく席に着くことができました。それでは瓦そばを注文しよう。三人前!あと、うなめしも名物らしいので注文。これは一人前!
 注文して5分ほどで瓦そば到着。アツアツの瓦の上で茶そばが焼かれてます。瓦そばは西南戦争のときに薩摩軍の兵士たちが戦いの合間に野草、肉などを瓦を用いて焼いて食べたという記録をヒントにこのお店が考案した料理。
 食べてみると茶そばが瓦に接している部分はカリカリになっていて香ばしい。それを麺つゆにつけて食べるから茶そばとおこげの香りが引き立って美味しいのですよ。レモン汁を掛けたり、ノリを載せたり、玉子を一緒に食べたりするのもすごく良い。特にレモンはさっぱりして美味い!こんなに美味しいとは想像してなかった。もっと早く食べれば良かったな〜。
 こちらうなめし。うな飯も絶品でした。名古屋のひつまぶしみたいに、ウナギとご飯で食べて、薬味を載せて食べて、出汁をかけて食べて、と三回美味しいうなめし。二人前にすればよかった。一人前2,000円もするから無理だけど。



 以上で瓦そばは終了。美味しかったのですよ。

 15:30、川棚温泉を出発。国道491号線を南下し、小月ICから中国道にのる。あとはひたすら東へ。



岩国へ
 16:00、下関JCTを通過。ここで右に行くと、宇部の方へ行けるのですが、そのまま山陽道は途切れてしまうため要注意。ちゃんと左へ行くのです。
 中国道はそれほど混んでませんでした。このまま走れれば18時には岩国に到着できるなーって思っていたんですが。
 途中から交通量が増えてきて、平均速度も遅くなってきました。さらに、この先で事故が発生したと。うーん、先行き不安。そんな時、かなり古めのワゴンを発見。キャンパー仕様になっていそうです。ナンバーは新しめ。なんていう車だろう?
 16:30、とうとう事故渋滞が発生してしまいました。進むことは進むんだけど、ちょっとなー、先を急ぐクマ兄さんはちょっとイライラしてしまいそうです。そのうち車線も規制されて・・・。
 高速隊の覆面パトカーも出動していました。そして、事故車は、なんとハイエース。ひっくり返ってお腹が丸見え。単独事故のようなのでスピードの出し過ぎか?フロントスタビライザー、リアのサスペンションとショックアブソーバーが社外品に変えてありました。よく見るとフロントのサスペンションであるトーションバーも社外品に交換してありますね。頑張っちゃったんだろうなぁ、運転。安全運転で行こー。



 17時過ぎ、岩国駅前のコジマ電気に到着。今年で三年連続。ここの駐車場はタイムズのコインパーキングなので、毎年ここで車中泊しているのです。が・・・今年は同じような車が多くてすでに満車。イヤー参った。明日は天気が良さそうだし、ブルーインパルスも飛ぶようなので車中泊組がいつもより多いみたい。



車中泊
 18:40、駐車場にイン!ちょっと裏技使いました。合法的です。では、岩国駅近辺に行って明日の朝ご飯などを買ってこよう!
 コジマ電気の道路わきに設置された日米親善デーの注意書き。5月5日の当日は車の通行規制もあるし、駐車場もないし大変。前日に岩国入りするべし。
 駅前のスーパーと百均でお買い物。明日の準備はOKです。

 最後にミスタードーナッツでお夜食を購入。
 そういえば、駅前の雰囲気って年々少しずつ変わってる?去年の写真と比べるとビルが一棟増えてるね。
 車に戻ってお夜食。車内でお湯を沸かしてスープやコーヒーを淹れ、ドーナツをいただきます。あとは明日に向けて早寝するのみ。

 クーラーボックスや椅子、カメラなどの準備をし、すぐに出発できる準備をする。



 21時過ぎ、お休み〜。



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