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六日目 竹富島


2016.12.28




 八重山めぐりもはや六日目。今日は定番の竹富島観光をしたいと思います。天気が悪いのが残念。昨日みたいに雨が降らなければいいけど。

 そうそう、竹富島は三回目の訪問です。こんなに繰り返し訪問する場所って我が家では珍しい。それだけいいところってことだね。では、天気が良くなることを祈念して楽しみましょ!



朝食
 今日も6時起床。朝から会社PCでお仕事を30分ほどしてから、ペンギン姉さんとネコ娘を起こす。そして、服を着替えてロビーへ。7時から朝食です。今日は玉子焼き、ソーセージ、昆布の煮物、サラダです。沖縄っぽいのはサラダにゴーヤが入っていることくらいか。



出発
 8:30、東横インを出発。今日の天気もイマイチだなぁ。とりあえず、今は雨が降っていないのでこのまま持ってくれればいいけど。与那国島に行った日の夏のような天気はどこに行ったんだー!?
 今日もぱいーぐるにご挨拶。毎朝、いってきます!の儀式をしていくのが習慣になりました。
 雨が降っていないので歩道の絵タイルをパチリ。左は石垣市の木、ヤエヤマコクタン。高級木材だそうです。そして、種子は食べられるんだって。
 右はクロチョウガイ。これも石垣市の貝。黒蝶真珠の母貝になる貝だって。



離島ターミナル
 8:40、離島ターミナルに到着。今日もお昼ご飯を買って島めぐりをしようと思うのですが、今日はコンビニではなく離島ターミナルの売店でお弁当を買っていこうと思います。お弁当の方が雰囲気出るでしょ?
 御弁当を買ってから石垣島ドリーム観光のカウンター前のパネルでパチリ。ネコ娘に撮ってもらいました。石垣島ドリーム観光は利用したことがない船会社です。離島への観光客が増えたことに伴い、2005年に設立された船会社。安栄観光や八重山観光フェリーと共同運航は行っていません。



竹富島へ出発
 8:50、竹富港行きのちゅらさんに乗り込む。この船は八重山観光フェリーの船です。この船もウォータージェット推進で最大速力40ノットを誇ります。雨は降ってないので揺れが少ないと言われた後部デッキに席を取る。
 8:55、離島ターミナルを離岸。今日は海上保安庁の巡視船がたくさん見えます。尖閣諸島の警備ご苦労様です。
 石垣港を出港したばかりの琉球海運の「にらいかない」を追い越す。琉球海運はすべての船がRO-RO船なので、乗船する機会は無いに等しいんだけど、那覇、宮古、福岡などと石垣を結ぶ重要な船なのです。台湾にも行っちゃうみたいね。



竹富東港
 9:15、竹富東港に到着。しかし・・・ペンギン姉さんがダウン。今日もダメのようです。船酔いです。毎日高速船に乗っているので、ちょっと乗っただけでもアレルギーのように体調が悪くなるようです。待合室でしばらく休憩。昔はこんな風になること少なかったんだけどぁ。

 20分ほど休憩してペンギン姉さんの体調も回復してきたようです。ターミナルを出るとレンタサイクル屋の車がたくさん停車していました。これに乗って竹富島の集落まで行ってもいいんだけど、ペンギン姉さんの乗り物酔いが再発する可能性もあるので、ここは歩いていくことにしよう。



竹富島ゆがふ館
 せっかく歩くならってことで、竹富東港に隣接している竹富島ゆがふ館に行ってみることにしました。ビジターセンターになっています。今までは旅館やレンタサイクル屋の車に乗って移動しちゃっていたので来たことなかったんだよね。
 建物は琉球仕様です。入館無料。これはうれしいビジターセンターです。
 内部の展示はなかなか興味深いものが多かった。八重山諸島の海にはあちこちに名前がついていて、竹富島の周囲は特に多い。浅瀬などがすぐに分かるように名前がついていたみたいです。

 左は十五夜祭りの様子。日中はみんなが集まって綱引きをし、夜は集落ごとに月見の宴をするんだって。各集落ごとに旗頭を大事に保管していて、十五夜が近づくと木箱の中から旗頭がゴトゴト動き出す、なんていう言い伝えもあるとか。
 パネルや写真の展示が多かったけど、竹富島の入口としては興味深い展示でした。

 竹富島ゆがふ館を出たところにはフナヤ―跡がありました。ここにはかつて、舟待ちをするための小屋、フナヤ―があったそうです。



竹富の集落へ
 それでは竹富の集落へ散歩がてら歩いて行ってみようと思います。距離は800mほど。のんびり歩く。街路樹の木が気になるけど名前解らず。フクギかなぁ?
 五分ほど歩くと竹富の集落に入ってきました。道路や建物が綺麗に整備されています。この辺りは重要伝統的建造物群保存地区に指定されているからね、整備が行き届いているようです。
 道路の真ん中に木があって、道路は二手に分かれています。石敢當が置いてありますね。これは魔除け。マジムンと呼ばれる魔物はまっすぐ進むため、T字路など道が曲がっているところではマジムンが突き抜けてしまうので、魔除けの石敢當を置いて家などに侵入してくるのを防ぐんだそうです。
 のんびり竹富集落を散策しました。道もアスファルトによる舗装じゃなく、白い砂が敷き詰めてあります。サンゴかな?
 竹富東港からまっすぐ歩いてきたら丸八レンタサイクルに到着。ここで自転車を借りよう。初めて竹富島に来た2004年もここで自転車を借りたんだよね。あの時は港で声をかけて、車で送ってもらったんでした。今回もココ。



サイクリング開始
 10:10、サイクリング開始。最初は丸八レンタサイクルの目の前にある東パイザーシ御嶽を見てみる。特に何もない。ここは神を祀る拝所。ここには島を作り、島を育てる神が祀られているそうです。そして、竹富島には御嶽が28カ所もあるんだって。
 では、本格的にサイクリングをスタート。道路が砂地なので自転車で走りにくい。
 集落の中心部の方へ進むと西塘御嶽(にしとうウタキ)があったので立ち寄る。西塘は竹富島の人々が尊敬する人物だそうです。1,500年、オヤケアカハチ騒乱のとき、八重山に派遣された琉球王府軍の大里大将に乱されて王府に仕えたそうです。その時、園比屋武御嶽の石門を築造。首里城の城壁の修復や弁ヶ嶽の石門の築造も行った人物だそうです。このような功績が認められ、西塘は1,524年から八重山全域を統治しました。この場所は西塘の屋敷があった場所で、死後にお墓が作られ、島の守り神として祀られています。
 この銅像は山城善三先生。何をした人かは解らず。



たけとみ民芸館
 続きましてたけとみ民芸館。入館無料なので、じっくり観察する。というか、小雨が降ってきたので、雨宿り。
 ここは竹富島の名産品、ミンサー帯の展示館。帯にある模様には意味があって、雲とか星とか動植物などを現わしているそうです。今でも手仕事で織ってるんだって。2002年末の紅白歌合戦のとき、石垣出身の夏川りみさんが来てた衣装が八重山ミンサーだったそうです。



世持御嶽
 10:20、雨が止んだのでサイクリング再開。竹富の集落には何軒か水牛車のお店があって、あちこちで水牛を見ることができます。あと、客車も。
 たけとみ民芸館の近くにあったのは世持御嶽(ユームチウタキ)。ここは琉球王府時代の村番所跡であり、竹富村があった1914〜1938年には村役場があった場所。その跡地に火の神と農耕の神を祀ったそうです。種子取祭が行われる場所で、島内外からたくさんに人が参加するって有名ですね。
 自転車を走らせると水牛車。ここは新田観光の本拠地ですね。2007年に来たときに水牛車に乗ったのがこの新田観光でした。


 
なごみの塔
 10:25、ようやくなごみの塔を見つけました。竹富島の観光スポットとしては一番有名な場所かもしれません。天気はあまりよくないけれど、登ってみよう!
 あれ〜?立ち入り禁止になってる。老朽化で危険建造物になってるんだって。えー、いつからなんだろう。

 調べてみると1953年に作られたもので、構造的にもあまり丈夫じゃないんだって。国の登録有形文化財に指定されているので、このままでもいいから保存されると良いですねぇ。
 なごみの塔の脇から周囲を見渡してみる。小高い丘になっているので結構見晴らしは良いですよ。朱色の屋根が連なっててきれいです。



 では、本格的に竹富島を巡ってみよう。ここまでは集落を散策してばっかりだったからね。



竹富小中学校
 では南へ自転車で走る。すると、竹富小中学校がありました。児童23名、生徒15名とのこと。割といるね。ただ、竹富島には高校が無いので、ほぼ全員が中学卒業と同時に親元を離れるそうです。



仲筋井戸
 竹富小中学校から南へ、カイジ浜へ向かう途中に仲筋井戸というのがありました。ここも御嶽だろうか?
 井戸というにはかなり大きい穴。石垣で囲まれて崩れるのを防止してあります。ここは仲筋村の村建ての神が飼っていた犬が、干ばつにも関わらずしっぽを濡らしていたことで発見されたと言い伝えられています。竹富島の島民は、正月の若水や産湯としてこの井戸水を利用してきたそうです。現在は石垣島から海底送水が引かれているので飲料水に困っていませんが、その前まではこの井戸が大事な飲料水の供給源として利用されていたそうです。それにしても、この真水はどうやってできているんだろう?海水が地面を通って濾過されている?
 先にはパパイヤの木がありました。チャンプルー用?の実も付いてます。果物だけど野菜としてパパイヤを食べるのが沖縄流。
 こちらは水道記念碑。石垣島から海底送水が引かれ、仲筋井戸が使われなくなったことを祈念しているのかな?
 ちかくにはンブフル丘というのがあるそうです。丸八レンタサイクルでもらった観光マップに書いてありました。牛が一晩で積み上げたと言われている丘だそうです。この丘の上に展望台があります。入場料100円がかかるようだったので上るのはやめておきました。次行こう!



カイジ浜
 10:50、カイジ浜に到着。竹富島観光の定番スポットですね。星砂の砂浜としても有名です。竹富島は三回目だけど、ここに来るのも三回目。
 星砂浜という看板も健在です。冬の沖縄ってこんな天気だよねぇ・・・先日の小浜島が懐かしい。なんて言っている場合ではないので、しっかり星砂浜を楽しみますよ。
 それでは星砂を探してみよう。
 砂浜にドカッと座って星砂を探す。砂浜の砂を探してもほとんど星砂は見つからないんだけど、岩場の窪みにたまっている砂を手にくっつけてみると、割と星砂が見つかりました。星砂って有孔虫の殻だそうです。バキュロジプシナっていう有孔虫がホシズナって呼ばれる有孔虫だって。他にカルカリナとか何種類かあるらしい。ここまで調べても有孔虫って何なのかよくわからないけど。

 30分ほど頑張って飽きました。
 11:50、お昼ご飯にします。今日はコンビニのおにぎりやパンではなく、石垣港離島ターミナルで買ってきたお弁当です。
 ネコ娘はハンバーグ弁当(左上)。ペンギン姉さんはポーク玉子弁当(右上)。そして、クマ兄さんはチャンプルー弁当(左)。ハンバーグとチャンプルーはなぜかほとんど同じおかずです。でも、コンビニ弁当より美味しくて楽しかった。







 
 海を見ながらもぐもぐ。サイクリングで離島を巡るのも今日で終わりだからな〜、じっくりお弁当を楽しみます。ちょっと寒いけどのんびり〜。

 お弁当を食べ終えたら、弁当パックを袋に詰めて出発!



コンドイビーチ
 コンドイビーチに到着。駐輪場に自転車を停め、砂浜に出てみると・・・なぜか猫たちに囲まれました。

 あぁ・・・これは、クマ兄さんが持っているビニール袋のせいだね。自転車にお弁当の空パックを置いておくとカラスにいたずらされると思って持って歩いていたんだけど、その匂いを嗅いでネコが集まってきたようです。餌と思われたかな?まるでハーメルンの笛吹き男のようです。
 石垣に寄ってみて、どうしようかなーって悩んでいたら猫たちが集まってきました。これはこれでかわいいね。じゃ、今のうちに逃げよう・・・ということで水際へ移動。
 水際まで行くと猫たちは追いかけてきませんでした。ここからカイジ浜(右)も見えました。さっき、お昼ご飯食べたり、星砂を探した場所だね。意外と近いな、っていうか繋がってるじゃん。
 ここで少しサンゴを拾っておこう。昨日、お土産屋さんで見かけたようなライトを作りたいよね、ってことで長めのサンゴを拾っていく。あんまり落ちてないけど5分くらい探して数個拾っておきました。



 天気があまりよくないので、長居はせず次に行こう。



転倒
 次は西桟橋へ、と自転車を走らせていたらガシャーンっという音。ネコ娘が転倒しました。アスファルトと砂地の境目に前輪が取られて転倒したようです。泣くかな?と思ったけど我慢。強くなったもんだ。クマ兄さんの上司は路面電車の線路に前輪を取られて転倒し、鎖骨を骨折したんだけど、状況はネコ娘と一緒。でも、子供は体が柔らかいから大怪我しないねー。



西桟橋
 12:50、西桟橋に到着。国の登録有形文化財に登録されているそうです。1938年に建設された竹富島最初の桟橋。桟橋の向こうに見えるのが西表島で、昔は竹富島に住み、西表島で耕作をするという生活をする人が多かったそうです。西表島で耕作するとき、毎日竹富島に戻ってくるのは大変なので、由布島に寝泊まりしてたんだって。毎日帰ってこないんじゃ、家族が心配するよねぇ。
 桟橋から海を眺める。目の前はサンゴ礁。桟橋は老朽化によりひび割れていますが、人が歩くには問題なし。天気が良ければ、ここから見る夕日は最高らしいです。次の宿題だな。
 コンドイビーチの方向。とくに変わったものなし。



安里屋クヤマの墓
 西桟橋から北へ少し行ったところに安里屋クヤマの墓がありました。安里屋クヤマは18世紀前半に竹富島の安里家に生まれた絶世の美女。お役人の賄女(まかないおんな)に呼ばれたがきっぱり断ったと言われてるそうです。この安里屋クヤマの生き方を唄ったのが、沖縄の代表的な民謡である「安里屋ユンタ」だそうです。



竹富集落へ
 安里屋クヤマの墓から北へ行っても面白そうなところは無さそうなので、集落へ戻ることにしました。ネコ娘も普通に自転車乗ってて安心。
 集落に近づくと、というか集落に入ってくると道路の真ん中に木が生えてます。ちょっと変わった光景だ。都会じゃ見ないよね。その先に行くと水牛がお休み中。
 竹富集落ってこんな感じ。砂地の道路が続いています。自転車は結構乗りにくいんだけど、歩くなら快適。サンゴ石の石垣や朱色の瓦が見ごたえあります。
 集落内には小さな雑貨屋さんやお土産屋さんが数軒あります。ちょっと覗いてみる。すぐ出てくる。ちょっと買えないなー。店主の雰囲気に圧倒されて、子連れの我が家は早々に退散しました。
 懲りずにもう一軒行ってみよう。集落内は自転車に乗りにくいので徒歩で回る。
 泉屋という雑貨屋さんへ。入口の門に生えているブーゲンビリアが見事。しかし、ただいま店員さんが外出中、ということでした。
 お店を出ると新田観光の水牛車が登場。ゆっくりゆっくり歩きます。水牛の名前は花子か?角に花をつけているので女の子かな?



ゆぬん屋
 再びなごみの塔近辺に戻ってきました。あるお店にお客さんがたくさん入っています。ゆぬん屋というお店。ガイドブックにも自家製のアイスキャンディーが美味しいって紹介されてます。ちょっと寒いけどせっかくだから食べてみようか。
 おばちゃん手作りのアイスキャンディー、1本100円です。シークワーサー、マンゴーオレンジ、ドラゴンフルーツです。さっぱりしていて美味しかった。でも、体が冷えた〜。
 ゆぬん屋の前には東屋があるので、ベンチに座ってアイスキャンディーを食べる。ちょっと小雨も降ってきて寒い。アイスキャンディーを食べた後、なごみの塔をチラ見して出発。
 民家の屋根の上にいるシーサーを撮って出発。



安里屋クヤマの生家
 安里屋ユンタのモデルとなった安里屋クヤマの生家です。絶世の美女だったんだよね。この家の周りの石垣は、クヤマが芋掘りに帰りに一個ずつ石を持って帰ってきて積んだものと言われています。
 じっくりクヤマの生家を見ようと思ったら新田観光の水牛車がやってきました。水牛車の観光ルートになっているようです。そして、水牛ドライバーのおじさんが安里屋ユンタを唄ってました。ちょっとだけ聞かせてもらう。
 屋根の上の方と下の方で瓦の色が違う。上の方は修復したようですね。庭には小石とサンゴの砂で模様が書かれていました。この庭、おしゃれですねぇ。
 庭にはバナナの木在中。青い実がなってました。食べられるのかな?クヤマの生家の屋根にもちゃんとシーサーが居ました。竹富島の家々はシーサーや石敢當に守られているので、お化けは出ないんだろうね。
 安里屋クヤマの生家の向かいにある石垣には石敢當がありました。クヤマが襲ってこないように?



 安里屋クヤマの生家の次は竹富観光センターへ。ここは水牛車もやっているけど、竹富島では一番大きい(かもしれない)お土産屋さんがあるところ。中に入ってお土産を物色する。でも触手が伸びる物はありませんでした。

 そろそろ竹富島観光も終わりかな?丸八レンタサイクルでもらった地図にはこの近くに御嶽が書かれています。では、最後に御嶽を見学して終わろうか。



竹富小中学校
 竹富小中学校までやってきました。この近くに御嶽があるはずなんだけどなぁ、見つけられず。竹富小中学校はプランターに花がたくさん植えてあってきれい。このとき、外国人観光客が数名で写真を撮りまくっているのを見かけました。こんな離島まで外国人(欧米人)が来るんだねぇ。



 14:40、それでは、丸八レンタサイクルに戻ります。丸八レンタサイクルに自転車を返却し、竹富東港に送迎してもらいました。もちろん送迎車はハイエースワゴン。



石垣島へ戻る
 15:00、竹富東港に到着。10分ほどで八重山観光フェリーのサザンクィーンがやってきました。この船、小浜島からの帰りに乗った船ですね。この船に乗るのかな?と思ったら乗船できず。
 さらに10分ほど待つと八重山観光フェリーの「にぃぬふぁぶし」がやってきました。八重山諸島間での船としてはかなり大きい船です。ちょっと豪華ですね。
 にぃぬふぁぶしは八重山観光フェリーの旅客船の中では一番大きい船のようです。旅客定員188名も乗れる船ですが、ウォータージェット推進により40ノットも出るんだって。やはり竹富島は人気の島なので、キャパシティーの大きな船を投入しているのかね。
 疲れました。15分ほどの乗船時間ですが三人とも寝ちゃいました。

 15:45、石垣港離島ターミナルで下船。



仕事納め
 いったんホテルに帰ります。夕飯にはまだちょっと早いからね。

 ホテルに戻る途中、竹富町役場の前を通ると仕事納めをして出てくる職員の方多数でした。今日までお仕事してたんですね、ご苦労様です。奥を見ると仕事始め式の暖簾が下がっていました。

 琉球海運のコンテナを眺めながらホテルへ。



 さて、今日の夕飯は何を食べよう。部屋で作戦会議。せっかく石垣島にいるので、石垣牛が食べたいねぇ、となりました。でも、石垣牛って高いよ〜。無料のパンフレットをたくさんもらってきていたので、各店の価格を調査する。その中で一番リーズナブルなお店に行ってみることにしました。



焼肉パーラー大
 夕飯は焼肉パーラー大というお店にしました。店構えはファーストフード店のよう。お店に入ってもやっぱりファーストフード店のよう。そして、アジアからのお客様多数。ちょっと心配だけど、石垣牛のステーキはここのお店が一番安かったんだよね。
 クマ兄さんとペンギン姉さんは石垣牛ステーキ、ネコ娘は石垣産和牛のハンバーグステーキを注文しました。サラダとスープとライスとドリンク付き。スープはクノールカップスープの味がした。石垣牛ステーキが2,300円、ハンバーグステーキが1,300円だから仕方がないか。
 最初にハンバーグステーキがやってきました。200gだってことだけど、意外と大きい。そして肉肉しいハンバーグ。美味しそうです。
 ネコ娘、子供のころからフォークとナイフでご飯を食べるのが好きなので、ハンバーグも上手に切り分けて食べてます。外人の血は全く流れてないんだけど。
 続けて石垣牛のステーキが運ばれてきました。180gだけど、結構大きい。そして、ちゃんと石垣牛を使っていることはキッチンを覗いたときに、石垣牛マークの付いた袋から出していたのを確認済み。

 さっそくいただく。肉汁ジュワー。旨い!焼くだけだからね、素材の良し悪しが満足度に強く影響します。パクパクパク・・・食べ続けていくと、ちょっと重い。おかしいなぁ、クマ兄さん、アメリカ出張などでステーキ食べまくっているんだけど、石垣牛はかなり重いぞ!?やっぱり脂が多いからかなぁ?霜降り肉は久しぶりなんだけど、かなりきついな。うーん、美味しかったんだけど、クマ兄さんは脂が少ない赤身の方が良いのかも。
 なんにしても、美味しく石垣牛をいただきました。もう、しばらく霜降り肉は良いかな。十分満足しました。お腹もいっぱい。ごちそうさまでした。



 この後はすぐにホテルに戻ってシャワーを浴び、テレビを見ながらくつろぎました。旅も中盤、あまり無理すると疲れすぎちゃうから、今日はこの辺で。お休み〜。



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