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三日目 与那国島後半戦


2016.12.25




 おはようございます、3日目です。今日は与那国島を一周する日です。昨日、すでに一周しちゃったけど。まだ見るところはあるはず。夕方、石垣島に戻るので、それまで与那国島を満喫するよ!



朝食
 6:30起床。今日も朝から会社PCを起動させてお仕事を30分ほど行います。7時ごろ、ペンギン姉さんとネコ娘を起こし、着替えをして朝食へ。

 今日の朝食もホテルのレストラン「サザンクロス」でいただきます。

 レストランは7時からオープンしてたんだけど、今日のスケジュールには余裕があったので、ちょっと遅れてレストランに行ってみました。もしかしたら、7時から食べている第一陣が撤収して、空いてきてるんじゃないかな?と思って。でも、結構混雑してました。
 朝食はビュッフェスタイル。クマ兄さんとネコ娘はご飯食、ペンギン姉さんはパン食でした。クマ兄さんは沖縄っぽく、もずくをモリモリ食べておきました。沖縄のもずくって太くて美味しいんだよね。でもその他のおかずはありきたりのものが多かった。離島だから仕方がないか。
 食後はコーヒーを飲んでまったり。ネコ娘はヨーグルトを満喫中。
 食後、ロビーの観光パンフレットを物色。今日はどこに行こうかなー。そういえば、ロビーにはレンタル用の自転車が置いてありました。3時間で2,000円だそうです。与那国島は起伏が激しいから、自転車はしんどそうだなー。



子ヤギ
 8:00、出発。フロントで料金を支払い、スーツケースを車に積み込む。というときに、駐車場に子ヤギがいるのを見つけました。かわいいーんだけど。

 ネコ娘がむしった葉っぱを差し出すと、ちゃんと食べるんだよね。
 動物好きのネコ娘、本領発揮しました。葉っぱや草を食べるのに忙しい子ヤギにちょっかいを出しまくる。ちょっと迷惑そうな顔してた。ネコ娘、ちょっかい出し過ぎてウサギに噛まれたことあったもんなー。

 あまりにネコ娘の愛が強かったのか、子ヤギさん走って逃げてしまいました。



宇良部岳
 8:20、ホテル出発。今日はまず宇良部岳に行ってみようと思います。宇良部岳は与那国島の最高峰。だけど、頂上のすぐ近くまで車で行けるらしい。暑くなる前に行ってみよう。

 まずは県道216号線で南下。比川に到着する手前で東へ曲がる。東崎に向かう与那国島一周道路を東へ走ります。程よいところで山に向かって曲がる。一応舗装されているけど、軽自動車でいっぱいいっぱいの道幅だね。道路の脇は牧場になっていて、与那国牛が放牧されていました。
 さらに山頂に向かって登っていく。道幅狭く、所々で木の枝が車をひっかく。大きい車だとキツイよ、この道。対向車が来ても困るなぁ。
 狭い道を6分ほど登っていくと行き止まりに到着。数台分の駐車スペースもあるので、ここからは徒歩かな?
 行き止まりの先にはNTTのアンテナがありました。なんとなく宇宙基地。その脇に、階段があるので、きっとこれが山頂への道でしょう。

 悩まず上る。
 約1分で山頂に到着。あっという間。そして、与那国島最高峰だけあって見晴らしが良い。左は祖納方面。右は与那国空港方面。
 宇良部岳頂上にはNTTのアンテナ。そして、インビ岳の西側には与那国沿岸監視隊のレーダー群。最西の地ということもありいろいろな設備が設置されているようです。いろいろ議論もあるようですねぇ。
 5分ほど山頂に滞在し、下山。ペンギン姉さんとネコ娘、変な踊りをしながら歩いてました。



ティンダハナタ
 宇良部岳の次は・・・アヤミハビル館に行ってみようか。アヤミハビルってなんだ?ちゃんと下調べしてこなかったのでよくわからない。

 9:20、アヤミハビル館に到着したもののまだ開館前。うーん、とりあえずヤギがいるのでパチリ。そういえば、与那国島のお墓が凄いってパンフレットに書いてあったな。ちょっと行ってみようか。
 すごいお墓は祖納にあるって聞いた気がするので、祖納へ移動。途中、昨日見に行ったティンダハナタを見上げることができました。奇岩ですな。



浦野墓地群
 9:25、祖納地区の北東にある浦野墓地に到着。ここは沖縄特有のお墓が集まっています。亀甲墓っていうらしいけど、きれいに並んでいるわけではなく、地形を利用して作られているので、遺跡のようです。

 ちょっとお散歩しませんか?とペンギン姉さんとネコ娘を誘うも同意を得られませんでしたので、クマ兄さん一人でお散歩してみます。
 要塞のようであり、遺跡のようでもあります。30個くらいある?もっとある?青い空に映えるお墓群でした。天気が良いと、いろんな光景が2倍3倍面白く見える。



凱旋門とピラミッド
 浦野墓地群の近くにB級スポットがあるとWebで見かけたので、車でウロウロしてみたら、凱旋門?のような門を発見。B級スポットはここだろう。
 頭上には石垣島と与那国島を結ぶRACのDHC8-Q400CCが離陸したところでした。今日の夕方乗るよ!
 凱旋門から先にはトックリヤシが植えられていて、その先にピラミッドがありました。これは何の施設か理解できません。スマホで少し情報収集してみると、これはお墓のようです。地元の大金持ちが1億円ほど使って建てたという噂もあるようです。離島にも大金持ちっているんだねぇ。
 ピラミッドから凱旋門を見る。こうやって見るとなかなか立派な凱旋門だ。庭も草ぼうぼうだけど、荒れている感じはないので、ときどき誰かが掃除してくれているのかな?



十山神社
 今度は神社に行ってみる。祖納地区の中に十山神社っていうのがあると観光マップに書いてあったので来てみました。

 祖納の中を車でぐるぐるしたらすぐに見つけられたんだけど、駐車場がないんだよね。最終的には路駐しました。そして、鳥居をくぐって境内へ。もしかして御朱印もらえるかな?と期待したんだけど、さすがにやってませんでした。

 十山神社は日本最西端に位置する神社なんだそうです。御祭神は天照大神。豊年祭というお祭りが旧暦の6月26日に執り行われるそうですが、与那国島で最も賑やかなお祭りなんだって。
 ここからもティンダハナタが見えます。これだけいろんな場所から見えるんだから、ティンダハナタが信仰のよりどころになるのも頷ける。

 右は近所の住宅。石で作った塀と朱色の屋根が沖縄っぽい。



アヤミハビル館
 では、再びアヤミハビル館に行ってみよう。もうそろそろオープンしているでしょ。

 ブィーンとダイハツミラを走らせます。ペンギン姉さんは後部座席からクマ兄さんの後頭部を撮影。ダイハツミラ、小さいけど運転しやすい車で楽でした。
 アヤミハビル館に行く途中の草原で見かけた鳥、名前は解りません。何か餌を狙ってじっと動きませんでした。
 10:05、到着。アヤミハビル館の空き地でヤギが飼育されていました。当然、ネコ娘が放っておくわけがありません。スキンシップをしに行ってました。嫌われないようほどほどに。
 ヤギとたわむれるのはほどほどに、アヤミハビル館に入ってみる。実は今回の旅行ではここに来る予定は無くって、天気が悪かったら来ようかな、くらいに考えてました。だけど、昨日、与那国島を一周しちゃったので、訪れてみることに。

 アヤミハビルって良く知らないまま訪れたんだけど、別名「ヨナグニサン」のことでした。ヨナグニサンならクマ兄さんでも知ってる。世界最大の蛾のことですな。

 500円/人を払って入館。
 与那国島ではアヤミハビルって呼ばれていますが、学名はヨナグニサン。大人の手のひらくらいの大きさになる蛾です。羽の先っちょが蛇の頭のようになっていて、これで敵を威嚇して身を守っている、と言われています。
 左はアヤミハビルの繭。中にサナギがいるはず。ここから羽化して成虫の蛾になるんだけど、アヤミハビルは成虫になると食事はとれないんだって。口吻が退化してしまって無くなってるんだそうです。なので、成虫の寿命は1週間くらいらしい。

 右はアヤミハビル以外の蝶や蛾の標本。これらも与那国島で採取されたものっぽい。
 左はモダマ。沖縄に来るとよく見かける。これも世界一大きな豆。世界一繋がりかな?

 右はアヤミハビルの卵。赤いって目立たないのかな?
 ペンギン姉さんとネコ娘の間には蛇の抜け殻が展示されています。これ、ここで飼育されているヨナグニシュウダが脱皮した時のものだそうです。シュウダっていうのは臭蛇ってことで、臭い匂いを出す蛇なんだって。
 こちら、アヤミハビルの幼虫の模型。幼虫は脱皮を繰り返して大きくなっていくそうです。アヤミハビルの幼虫は6回脱皮するんだって。

 このアヤミハビルの幼虫、非常に繊細で、人が手で触ると皮膚がやけどして死んじゃうんだって。右は幼虫の糞。成虫になると食事ができないので、幼虫のときにモリモリと餌を食べます。モリモリ食べて、モリモリ出す。6齢幼虫だとかなり大きな糞をするそうです。

 学芸員のおばちゃんがいろいろ教えてくれて面白い博物館でした。お客さんはうちらのみ、ってくらいお客さん少ないので、おばちゃんも張り切って説明してくれたのかな。
 40分ほどアヤミハビル館を見学し、外に出るとヤギに餌をあげていました。当然ネコ娘はダッシュしてヤギたちを襲う。餌を食べているヤギにちょっかい出して怒られなきゃいいけど。と言いつつ、クマ兄さんも一緒に子ヤギを抱えてしまった。



わかなそば
 11:00過ぎになりました。お昼ご飯は与那国そばの有名店、「わかなそば」にしようと思います。
 アヤミハビル館から20分、比川にあるわかなそばに到着。カーナビで検索しても分かりにくかったけど、集落が小さいのであまり迷わず到着できました。駐車場も大きいものがあるので、車を停め、お店が開いているか観察する。外見からは営業しているのかしていないのかよくわかりません。

 入口も何所かよくわからないけど、ドアを開けて中を見ると、すでにお客さんがいっぱいいました。お店の人に声をかけるとすでに営業開始中。席はまだ空いているって。じゃ、入店。
 わかなそばのメニューは大盛、並、小、ごはんのみ。飲み物は生ビールとアイスコーヒー。メニューはこれだけ。クマ兄さんとペンギン姉さんは並(左)、ネコ娘は小(右)を注文しました。

 わかなそばは自家製の豚骨スープに三枚肉がのった沖縄そば。麺が結構太め。そしてスープが美味しい。大盛を注文すればよかった。
 スープが無くなったら閉店とか聞いていたので、堅苦しいお店なのかな?と身構えて入店しましたが、全然そんなことは無く普通の食堂って感じでした。店員さんも気さくだったし。地物を食べるにはこういうお店の経験値をあげとかないとね。



南牧場
 食後、どこに行こうかなーって悩み、南牧場へ行くことにしました。天気が良いので、昨日よりも与那国馬が見られるんじゃないか?と思って。車を走らせると馬糞を発見。これは・・・近くに居るって証拠かな?
 少し西へ進むといました。昨日とほぼ同じエリアに10頭ほどの群れで与那国馬が草を食べてます。ネコ娘はむしった草を持ってちょっかい出してます。でも、あまり相手にされなかったかな。
 与那国馬を撮影しているクマ兄さんとなぜか走っているネコ娘。そして、人を気にせず草を食む与那国馬。のどかだな〜って思っていたら・・・。
 歩道を与那国馬が歩いてきた。6頭以上が綺麗に並んで向かってきます。襲われるわけじゃないよね?って冷静になって眺めていると、柵の切れ目から丘の方へ抜けていきました。馬の方から近づいてくるとちょっとビビる。
 こちらはなぜか与那国馬とランニングしているペンギン姉さん。なんで一緒に走ってるの?



西崎
 12:20、今日も西崎にやってきました。天気が良いからね、いろいろ見て回ります。カジキのモニュメントには「日本最西端の展望台東屋」って書いてあります。
 まずは日本国最西端之地の碑をパチリ。
 そして海を眺める。昨日と違って海底が見える。サンゴ礁?岩礁?が見えてるね。その横をボートが通過。ダイビング用のボートのようです。
 久部良方面を眺める。天気が良いと景色も良くなるねぇ。海の色が水色なのは海底が砂地だからかな?



ナーマ浜
 西崎から久部良港を眺めたときに見えるナーマ浜。ここで少し砂浜遊びをしてみます。西崎灯台がかろうじて見えますが、岩のゴツゴツ感にびっくり。
 砂浜に降りて水遊び。ペンギン姉さんとネコ娘は割れたガラスなどを自宅に持って帰れるお土産屋を集めていました。自宅で工作のときに使うのかな?でもサンゴ石はネコ娘の触手を刺激するには至りませんでした。代わりにペンギン姉さんが大量ゲット。



久部良バリ
 久部良の集落の先に久部良バリという名所があるようなので、行ってみます。駐車場完備だけど、その奥に廃墟?これは「黒潮海塩 アダンの夢」という塩を製造していた工場のようです。2004年ごろに火災で操業停止になってしまったようですね。
 久部良バリというのがこの割れ目。全長20m、幅3〜5m、深さ7〜8mくらいあるそうです。人頭税に苦しむ島では人口制限の為に村々の妊婦を集めて、この割れ目(バリ)を跳ばせたそうです。転落死してしまったり、飛び越えてもお腹を打って流産してしまうこともあったとか。恐ろし〜。
 久部良バリの脇から見る海岸は岩場。海水浴には向かないね。釣りはどうかな?


 
 さて、次は・・・ってことで、ちょっとドライブ。昨夜宿泊したアイランドホテル与那国の目の前にあるコンビニ「アマラン」に寄ってみると、ケンタッキーフライドチキンが売ってました。これは石垣から空輸されたものかな?



崎元酒造所
 さて、次は今朝、宇良部岳に行くときに見かけた「ンマナガマチリ拝所地へ」の看板の先に行ってみようと思います。だって、そろそろ与那国島の観光スポットが底をつき始めているんだもん。
 看板に従って舗装されていない道を進む。ここだけ見たら離島の道路というより、アフリカの秘境って感じ?結局、ンマナガマチリ拝所地がどこなのかわからなかったけど・・・。
 ンマナガマチリ拝所地はどこだか分からなかったけど、その先にある崎元酒造所にたどり着きました。ティンダハナタの近くまで来たようです。

 だけど、崎元酒造所も本日は閉店中。泡盛の直売所もあったようなんだけどね。でも、泡盛の香りがプーンとしてそれだけで満足。

 そうそう、この崎元酒造所は花酒(はなさき)を製造している酒蔵としても有名。花酒は泡盛の製造工程で最初に抽出される「ハナタレ」と呼ばれるアルコール度数60度の部分。酒税法上、泡盛はアルコール度数45度未満と決まっているので、酒税法に従うとスピリッツに分類されるそうです。昨晩、レストランで花酒ってどうやって飲むのが美味しいですか?って聞いたら、もちろんストレートです、とのことでした。水割りやロックでは花酒の醍醐味・うまさが落ちちゃうとか。ストレートで60度かぁ、無理だなぁってことで、昨晩は普通の泡盛、お土産も普通のやつを買っておきました。



東崎
 崎元酒造所から適当に東へ。テキサスゲートを渡って東崎へ再びやってきました。天気が良いので、東崎の先っちょにある灯台を見ておきたかったのです。
 14:15、東崎に到着。だけど、ネコ娘とペンギン姉さんは車の中で寝てるって。じゃ、クマ兄さん一人で行ってきます。相変わらず馬糞が多いけど、軽やかなステップで馬糞をよけながら東崎の先っちょへ。
 天気が良いので海岸線の色が良い。サンゴ礁が海岸沿いに連なってるのが良く分かる。そして、与那国島の海岸線は崖ばっかりだな。
 馬糞を避け避け、灯台へ。白い灯台が青い空、緑の地面とよく合う。気持ちいいですよ、ここは。足元は要注意だけど。
 東崎の沖には曽根と呼ばれる漁場があって、赤マチ(ハマダイ)、白マチ(シマアオダイ)などが取れるそうです。美味しい魚だって。晴れた日には66q先の西表島が見えるんだって。今日は見えないなぁ。
 さぁ、与那国馬の写真を撮るぞ!って思っていたらペンギン姉さんからTEL。緊急事態の模様。なんと、ネコ娘が腹痛。近くにトイレは無い。至急車に戻れ!とのこと。

 ダッシュで車に戻る。約5分後、車に到着。まだお腹が痛いらしい。そして、トイレに行きたいらしい。

 近くのきれいなトイレと言ったら・・・ホテルかなぁ。ということになり、急いでアイランドホテル与那国へ車を走らせる。約15分後、ホテル着。ネコ娘、ダッシュでホテルに入りトイレへ。

 5分後、すっきりしたネコ娘帰還。ふぅ〜、どうなることかと思ったよ。



満田森林公園
 では、気を取り直して与那国島の放浪を再開しましょう。

 アイランドホテル与那国から南に走ってみる。すると、道路わきに満田森林公園入口っていう案内がありました。じゃ、行ってみよう。

 山の中に入っていく道を走り出す。
 最初はそこそこ広い1.5車線。ところが、途中から1車線。そして、軽自動車でギリギリ通れる道幅へ。途中、森林公園の東屋などもあったけど、車から降りて見学するほどの場所でもなさそうだったので通過。結局、与那国島の山奥の道をドライブしただけになりました。
 県道216号線に出たので、南牧場の方へ向かう。すると、建設中の与那国駐屯地の門の前に出ました。怒られるかな?と思ったけど特に何も言われず、南牧場ってこっちですよね?と脇道を指さしながら声をかけると、そうですよとのこと。南牧場に向けて走っていく道は与那国駐屯地の敷地の周囲を走る道でした。
 南牧場に到着。でも、今回は全然馬がいない。見かけたのは二頭だけでした。どこに行ったのかねぇ。



ナーマ浜二度目
 15:55、再びナーマ浜にやってきました。ここで時間を潰そうと思います。帰りの飛行機は18:40発なので、18:00くらいまでに空港に行けばいいんだけど、まだ時間があるなぁ・・・。

 ちなみにペンギン姉さんは車で寝てるって。
 防波堤の上で海を眺めていたら、ヤドカリが歩いてました。持ち上げるとすぐに殻の中に隠れちゃう。面白くって、防波堤のコンクリートの上に転がして、まわりの様子を見ながら動き出すヤドカリを眺めてました。
 遠くの防波堤を見ると、小さなカニが歩いてる。近づくとすぐに隠れちゃう。なんていうカニかなぁ?
 16:15、巡視船が久部良港に入港してきました。180トン型PSのみずきのようです。JM61-RFS 20mm多銃身機銃を搭載しています。赤外線捜索監視装置と連接することにより、目標追尾型遠隔操縦機能を持っています。この巡視船、中国籍の漁船が衝突し、後に漁船衝突時の動画が流出した尖閣諸島中国漁船衝突事件の主役の船のようです。

 16:40、みずきは再び出航していきました(右)。
 16:50、そろそろ空港に行こうかね。お土産屋さんを見たりすれば時間も潰せるかな?

 17:00、アイランドホテル与那国の目の前にある米浜石油でガソリン満タンにします。167円/Lでした。

 17:10、与那国空港着。これで、与那国島散策は終了です。



与那国空港
 飛行機の時間までは1時間半ほどあるけど、まぁいいか。とりあえず米浜レンタカーに車を返却。お店を少し見てみる。でも、あまりお土産として買えそうなものは無いねぇ。与那国島に伝わる「カイダ文字」を使ったハンカチが売ってたけど、これはもったいなくて使え無さそうだし・・・。
 17:50、チェックイン。そういえば今日はクリスマスでした。飴玉のプレゼントをもらいました。
 待合所にはまだ入れないので、ベンチで休憩。もらった飴玉をなめたり、与那国島の思い出を語ったり、ネコ娘の宿題計画を口論したりしているうちに時間があっという間に過ぎました。



RAC746便
 18:05、石垣島からRACのDHC8-Q400CCが飛んできました。いつも通り西側からアプローチするようです。
 1分後には着陸し、駐機場にやってきました。これに乗って石垣に帰るんだなぁ。あっという間の与那国島でした。
 18:25、搭乗開始。空も暗くなり、よるが近づいてきました。でも、12月25日のこの時間でこの明るさ、日本じゃないみたい。冬なのに陽が長いねぇ。
 ドアの内側に設置されているタラップを使って乗り込む。座席は2-2列なので通路を挟んで3人並ぶように予約を入れていたのですが、クマ兄さんとネコ娘の前の席が空いていたので、CAさんに許可をもらってネコ娘は二人の前の席に移動しました。
 このDHC8-Q400CCは2016年4月から運航開始しした最新鋭の飛行機。足元が広くて快適です。もっと長い距離を飛んでくれてもいいのにね



石垣へ
 18:40、離陸。ブーンという音と同時に急加速。あっという間に離陸します。そして、快適なフライトは30分強、石垣空港へ着陸。

 19:05、飛行機から降ります。
 石垣空港デケー!与那国空港に比べると巨大空港に見えるよ。今回も飛行機からターミナルは歩いて移動でした。
 飛行機を降りると、RACからクリスマスのシールをもらいました。それから、スーツケースにはメッセージカードが付いていました。HAPPY HOLIDAYSって書いてある。うれしいねぇ。



ホテルへ
 19:20、バスターミナル行きのバスに乗り込みます。昨日購入した往復チケットでお得に乗車。約40分のドライブ。このころ、ペンギン姉さんの顔は真っ青。与那国⇒石垣のフライトで酔った上に、バスに揺られてグロッキー。吐きそうだって。

 そして、バスターミナルに到着してすぐにダウン。吐いたかな?

 しばらくバスターミナルで休憩。あまりよくならないので、ホテルへ行くことに。と、ちょっと遠回りしてコンビニで夕飯を購入。ネコ娘は眠いみたいだし、ペンギン姉さんは絶不調なので、夕飯を食べるのはクマ兄さんだけかな。

 ホテルへ歩いている途中、どこからか「ぬーん、ぬーん・・・」って音が。よく聞くとペンギン姉さんが歩きながらうなっているようです。そして、ホテルが近づくにつれ、歩く速度が速くなる。早く寝たいから頑張ったんだって。ぬーん、ぬーん・・・。
 20:45、チェックイン。これからしばらくのお宿は一昨日と同じ東横イン石垣島。三人で一泊5,616円は安いよねぇ。

 ネコ娘をお風呂に入れ、寝る準備をさせる。ペンギン姉さんは・・・もう寝てる。ネコ娘を寝かせたらクマ兄さんは夕飯。お弁当二個食べちゃう。沖縄っぽさは全然ないけど、たまにはいいよね。

 この後、軽く仕事をして22時ごろ就寝。与那国たのしかったなー。



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