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八日目 納沙布岬


2022.12.31


 今日は2022年最後の日です。明日の初日の出の為に日本の端っこへ行こうと思うのですよ。去年はてっぺんだったんでね、今年は端っこに行ってみることにしました。端っこは混雑するのかな?




朝食
 6時過ぎ、起床。外はすでに明るくなっています。着替えをして今日は朝食を食べにレストランへ行きますよ。
 廊下でパチリ。床の模様が面白い。このホテルはちょっと高級なシティホテルなので音も静かで快適でした。
 今日は大晦日ということもあり、エントランスホールにはお神酒が飾られていました。酒樽は福司って書いてあります。クマ兄さんが昨夜飲んだお酒だね。レストランはすでにオープン(6:40)。じゃ、入ろう。
 朝食はビュッフェスタイル。去年の稚内のホテルは個別に持ってきてくれたけど、コロナも落ち着きを見せているのでビュッフェスタイルも復活のようです。楽しみだ〜。そういえば先日の網走もビュッフェスタイルだったな。
 左はネコ娘。卵が二個、玉子焼きに辛子明太子もある。玉子好きだね。右はクマ兄さん。とりあえず大盛サラダで健康を保とうという足掻きが見られる。辛子明太子が三皿もあって無駄な足掻きのような感じです。卵も二個あるね。
 お代わりもして、さぁデザートかな?と思ったらお蕎麦いかがですか?って。断るのも申し訳ないのでお蕎麦も頂きました。美味しいお蕎麦でした。そしてお腹いっぱい。
 ここからはデザートです。左上はクマ兄さん。お腹がいっぱいなのでプリンは一つ。右上はネコ娘。プリンはしっかり二つ。そして、左はペンギン姉さん。プリンとフルーツにわらび餅。デザートはペンギン姉さんが一番ですね。




出発
 7:40、荷物をまとめ終え、出発しますよ。もう一度、部屋から外を見たら今日は快晴のようです。いいね!

 フロントでチェックアウトの手続きをし、リラックスワゴンに戻ってエンジンをかける。フロントガラスが凍っていたのでウォッシャー液をかけると、一瞬溶けてまた凍る。エンジンが温まるまでしばらく待ちだな。

 7:55、出発。




幣舞橋
 ホテルから車で数分、幣舞橋があります。ここはすぐ近くの幣舞公園から見下ろした方が良さそう。ということで、幣舞公園に行ってみました。ここ、駐車場が無いので路上駐車してクマ兄さんだけ公園に行く。公園から幣舞橋を見下ろしてみました。なぜこの橋が有名なのか分からないけれど。
 釧路川の河口には貨物船が停泊していました。白い船は水産庁の漁業取締船「しばうら」のようです。あとね、川の水が凍り始めてます(右)。寒いんだね。2月くらいには釧路川は凍るのかな。
 ぬさまい広場にはKUSHIROのモニュメントがあるようです。夏には観光客でいっぱいかな?さ、根室に向かいましょう。




国道44号線
 国道44号線を東へ。昨日は厚岸から釧路まで反対向きに走った道です。この国道の両サイドには鹿の進入を阻むフェンスがずっと連なっています。天気が良いのでドライブが気持ち良い。
 国道44号線を走りつつ洗車機を探す。ガソリンスタンドの自動洗車機は列ができてました。ちょっと諦め気味のとき、高圧洗浄機の洗車コーナーがあったので、ここで洗ってみる。これ、結構きれいになります。リラックスワゴンもきれいになって新年を迎えられそうです。




道の駅 スワン44ねむろ
 10:15、国道44号線沿いにある道の駅「スワン44ねむろ」に到着。ここでちょっと休憩です。トイレを借りて、売店を覗こうと思ったら年末年始はお休みでした。
 この道の駅「スワン44ねむろ」は風連湖沿いにあります。展望デッキもあったので行ってみる。そこから見る風連湖は凍りかけでした。もうちょっと寒い時期になると完全に凍りそうです。動物は見られず。
 「俺の喫煙所」だそうです。ここの道の駅は喫煙者にもやさしいですね。




春国岱
 道の駅「スワン44ねむろ」を出発し、風連湖の根元、春国岱へ行ってみる。駐車場に車を停め、ちょっと歩いてみようよ、とペンギン姉さんとネコ娘を誘うも車から降りてこず。仕方なく、クマ兄さんだけ木道橋をちょっとだけ歩く。波打ち際が凍り始めていて、波と共にシャリシャリシャリって音がしました。ちょっと面白い。
 風連湖の向こう岸を眺めるとエゾシカがいますね。小さくしか見えないけど。あと、エゾマツの枯れ木が水際に林立してますね。この辺りは野付半島のトドワラあたりに似ている感じ。
 駐車場脇の波打ち際の氷をアップでパチリ。ここでもシャリシャリシャリがよく聞こえます。汽水湖なので塩分濃度が低く凍りやすいみたいですね。
 10:40、春国岱を出発。国道44号線を東へ、温根沼大橋を渡る。右側は温根沼。左側は根室湾。




オジロワシ
 国道44号線から道道44号線へ。海沿いを走っていたらオジロワシがいました。車を停めて、ちょっとずつ近づきながら写真撮影。すると、すぐに逃げられた。




根室車石
 根室といったら車石でしょう、ということで立ち寄ってみました。駐車場の脇には風力発電の風車があります。そして、駐車場からは花咲港の西側に伸びるリアス式海岸。雄大な景色が広がります。
 駐車場から海岸沿いへ。車石への途中には花咲灯台があります。四角くて赤白の灯台です。四角いのは珍しいのでは?灯台カードもゲットしておく。初点灯は1890年と歴史のある灯台です。
 花咲灯台の脇を下っていく。東側にも険しい岩場が広がります。波打ち際は黒い岩で、波があたらない場所には草が生えているようです。黄金の台地ですね。
 もうちょっとで車石、というところで通行止めになっていました。高潮によって遊歩道が崩落しているようです。うーん、残念だ。ここまで来たのに。たぶん、看板の下あたりが車石のはず。
 仕方がないので、ここからの眺めを堪能しよう。周囲の岩石をよく見ると柱状節理ですね。
 沖合にはモユルリ島とユルリ島が重なって見えました。エトピリカが自然繁殖しているのはこの島だよね。こっちまで飛んでこないかな。見上げると花咲灯台。



 足元の岩場を見ると柱状節理が崩れたような形をしていました。小さな車石みたいにも見えますね。この辺りは、大昔、溶岩が溢れ出た場所なのかな?
 この三つの岩は小さな車石だね。小さな車石の上に柱状節理も乗っかってます。これはなかなか面白い。どうふうにマグマが冷えたら、上と下で異なる形になるのかな?
 説明版によると約6,500万年前に深海底の割れ目から流れ出た溶岩が海底に厚く積もった泥や細かい砂の中に押し入り、急激に冷やされて出来上がるそうです。
 花咲港には二隻の巡視船が停泊していました。ここからだと北方領土は目と鼻の先。緊張感のある警備についているんでしょうね。




タイエー
 車石を見学した後、根室市内でエスカロップを食べたい、と思いあちこちレストランを探し回りました。しかし、大晦日ということもあり、どこも営業していません。これは困った。エスカロップを食べられないじゃん。
 12:20、残念ながらエスカロップは諦めて根室の有名なコンビニ「タイエー」西浜店にやってきました。ここでお弁当にしますよ。店内に入ると・・・タイエー名物のやきとり弁当はかなり時間がかかるとのこと。
 作り置きのお弁当はあるみたいなので、このお弁当でお昼ご飯にしようと思います。
 クマ兄さんは左上のスタミナライス、右上がペンギン姉さんのパンチライス、そして左がネコ娘の大きなザンギ弁当。
 タイエーの駐車場でお昼ご飯。リラックスワゴンの後部座席でお弁当を囲む。緑のお茶はイオンで買って車内に常備しているやつです。焼き鳥も買ったりして、豪華なお昼ご飯になりました。




東根室駅
 食後、最初に訪れたのは東根室駅。久しぶりだけど四回目くらいの訪問です。この駅は日本最東端となる駅ですね。駅舎はありませんが、ベンチがあったのでネコ娘とペンギン姉さんがポーズ。
 この駅は入場券不要のようですので、ホームを散策。時刻表によると根室方面に5便、釧路方面に6便の列車が来るようです。終点の根室までは3分。反対の釧路までは2時間半の旅程だそう。釧路って結構遠い。
 ホームには「日本最東端の駅」の碑がありました。結構新しい。根室駅で「最東端駅 東根室到達証明書」を貰えるらしいんだけど、後から知ったのでもらいに行けませんでした。次はもらいに行こう。
 上着を着ないで東根室駅を散策したのでちょっと寒そう。でもね、冬の北海道にしては暖かいと思う。それじゃ、次に行こう。




明治公園
 13:15、明治公園にやってきました。ここは根室の有名観光スポットですね。でも、初めてきました。入園料はもちろん無料。駐車場に車を停めるとすぐにサイロが見えます。

 このサイロ、近代化産業遺産にも指定されている歴史的な建造物です。観光バスの定番スポットにもなっている公園のようです。
 近づいて見るとフランス積みであることがよくわかります。手作業でレンガが積まれている様子もよくわかりますね。遠くから見ただけじゃ、ただのきれいなサイロにしか見えなかった。
 裏手には窓の梯子がありました。ハシゴは取れそうで怖い。あの一番上の窓から飼料を投入してサイロの中に詰め、発酵させるんだね。飼料を詰め込んで一週間ほどで酸素が消費され、嫌気性菌である乳酸菌が増殖するんだって。
 別角度からサイロをパチリ。サイロを一回りして最後の方に気付いたのですが、エゾシカの糞がたくさん落ちてました。踏んでないだろうな~。
 サイロとネコ娘を一緒に撮ろうと思ってカメラを向けたら逃げられた、の絵。ペンギン姉さんが撮影してました。



 さぁ、それでは年越しの準備をしよう。まずはイオン根室店へ。ここで夕飯のお寿司を購入する。去年と同じパターン。去年は大雪だったけど、今年の道東は全然雪が無いね。

 お寿司を買ったらいよいよ納沙布岬へ出発だ。




オジロワシ
 納沙布岬へのドライブ中、オジロワシを見かけました。すぐに車を停めて撮影にチャレンジ。野生のオジロワシはかなり遠い段階で警戒されて逃げられてしまいます。
 逃げられてしまったけれど280mmでパチリ。夏はシベリアの方へ行ってしまうオジロワシ。北海道では1,700羽くらいしか居ないみたいですが、他の国でも何とか生息数が増えているようです。魚や哺乳類、鳥類を食べる肉食なワシです。凛々しい。


 
タンチョウ
 道道35号線を東へ走る。と、タンチョウが歩いているのを見かけました。道路脇の草原に居ました。これまた車を停めて少しずつ近づきながらパチリ。この風景、冬の北海道という感じがしないね。アフリカのサバンナみたい。


 
またオジロワシ
 またまたオジロワシを発見。木の杭の上に三羽並んで佇んでいました。が、クマ兄さんが近づくと1羽が飛び立ち、残りが二羽。すぐにもう一羽が飛んで行ってしまって、残り一羽へ。あんまり刺激しても良くないかな、と思ってこの辺りで撤収。
 根室半島から北を望むと、海の向こうには白い山が見える。あれは国後島だろうか知床連山だろうか。いずれにしても海の向こうに山が見えるのはクマ兄さんが今住んでいる富山に似ているかも。




オーロラタワー
 道道35号線を東へ。ちょっと変わった土地というか風景を見ながら走る。隆起海食台地というそうです。海食台と呼ばれる海底台地が隆起して陸上に現れた地形なんだって。気候のせいか木々があまりなく、草が生い茂る大地なのです。見晴らしがよくてドライブには最適。
 14:40、オーロラタワーが見えてきました。そろそろ納沙布岬ですね。オーロラタワー営業しているかな?と思って近づいて見たら休館中でした。2020年1月から休館中だって。学生時代に一回だけ登ったことがあったような気がする・・・。




納沙布岬に到着
 14:45、納沙布岬に到着。ここは去年の宗谷岬と違って車を停められる場所が広い。とりあえず日本最東端のトイレと日本最東端のポストの間あたりに陣をとる。この辺りにはキャンパーがたくさんいたからね。周囲を見ると、宗谷岬より年越しする人が少ない。今年は快適な年越しになりそうです。
 明るいうちに周辺を散策しておこう、ということで出発。レストハウス請望苑とお土産屋さん岬の駅の間を通る。請望苑は営業中でした。
 岬の駅は閉店中。明日の朝は4時から営業するんだって。カニ汁が名物らしい。
 納沙布岬は宗谷岬と違っていろいろな碑があるんだよね。それらも眺めながら先端まで行ってみよう。
 本土最東端納沙布岬の碑で怪しいお兄さんが写真を撮ってました。何のキャラクターなんだろう?でもね、ネコ娘も似たようなことをやっているので温かいまなざしで見守りました。
 海岸沿いの岩の上に黒い生き物がたくさん立ってます。最初はカラスかな?と思ったんだけど違うみたい。ウミウだそうです。鵜飼いに用いられる鳥だそうです。
 納沙布岬が空いたので素の納沙布岬碑をパチリ(左)。それから右は右側の人達が立てたであろう看板や碑をまとめてパチリ。憂国清心同友会って書いてあるなぁ。




納沙布岬灯台
 それでは納沙布岬灯台へ。ちょっとだけ歩きます。途中に「北方領土奪還」と書かれた石碑がありました。日本青年社だって。これも右側の人が建てたっぽい。うーん、いろいろとややこしい観光スポットだ。
 15:00、納沙布岬灯台へ到着。本土最東端で1番早く朝日が昇る場所。この灯台は1872年に建てられ、1930年に現在のコンクリート製になったそうです。今の建物でも90年以上!
 灯台の脇には「北海道灯台発祥の地」と書かれています。とりあえずぐるっと回って灯台カードをもらっておく。青空、オレンジ色の夕日、白い灯台が良い感じ。
 ぐるりと回って東側へ。ここには納沙布岬野鳥観察舎という小屋がありました。入れなかったけど。
 今も倒れずに貝殻島灯台がありますね。昭和12年に建てられた灯台だそうですが、ロシアに占拠されてから保守管理がされておらず、平成26年11月4日から消灯してしまっているそうです。今にも倒れそうだけど。
 貝殻島灯台の奥には北方領土がよく見えました。近いけど渡れない日本。右側の人達がここに碑を建てる気持ちも分からないではない。
 歯舞港方面(左)は夕焼けでした。納沙布岬周辺は民家も結構あって地の果て感は宗谷岬の方が上かな。

 では、戻る。お巡りさんが納沙布岬灯台へ入れないように規制線を張ってましたのでくぐる。車が進入できないように張っているだけで、徒歩では通っていいんだって。お巡りさんに聞いてみました。
 納沙布岬や北方領土をアピールする碑がたくさんあるエリアに戻ってきました。もう、かなり陽が陰っていますがまだ15:10です。
 ウミウの家になっている岩場を見ると、ウミウの数が増えている?しばらく見ていると、どこからともなくウミウが飛んできてこの岩場にとまります。
 岩の上だけでなく崖の部分にもウミウがたくさんいます。こんな寒いところで餌は何をとっているんだろう。




望郷の岬公園
 今度は望郷の岬公園を一回りしようと思います。まずは日本最東端のトイレで用を足す。外観が変だね?と思ったら花咲ガニを模したデザインになっているそうです。あぁ、言われてみれば・・・。
 日本最東端トイレの横には根室市北方領土資料館があります。年末年始のあるあるですが、大晦日である今日は閉館日でした。こういうところが年末年始旅行で残念なところだなー。
 振り返るとオーロラタワーとその手前に広大な駐車場が見渡せます。この駐車場、斜面になっているので車中泊者には人気がないようです。多くの車は別の場所に集まってました。我が家のリラックスワゴンもだけど。
 望郷の岬公園のメインスポット、四島のかけ橋です。チャリダーが自転車と一緒に写真を撮っていたり、どこかのおばちゃんが自撮りしていたり・・・となかなか人気なモニュメントです。四島っていうのはもちろん北方領土の歯舞、色丹、国後、択捉ですね。
 四島のかけ橋の間には灯火台があるんだけど、なぜか消えてるね・・・。
 四島のかけ橋をくぐる。このモニュメント、赤く塗っているのかな?と思ったら表面は錆っぽいね。四島のかけ橋に込める想いが石碑に書かれていました。
 左は根室市が建てた石碑。「ひたむきに 笑きれば 道はひらける」ってかいてありました。右も根室市が建てたもの。歌人、橋本徳壽という人の詩だそうです。どちらも根室市が建てたので公式石碑ですな。
 「一億の 切なる願ひ 島帰れ この間近なる 岬に叫ぶ」という坂田文子氏の碑。これは公式か?
 こちらは自由に鳴らして良いらしい。きぼうの鐘です。この鐘を鳴らして北方領土返還を祈ろう、というものです。せっかくなので鳴らしておく。北方領土は返してね、と。
 この二つは寛政の蜂起和人殉難墓碑です。北方領土返還とはちょっと異なる内容だね。1789年(寛政元年)、和人のアイヌ民族に対する脅迫や非道行為によって追い詰められた結果、アイヌ民族が和人71人を殺害した事件があったそうです。クナシリ・メナシの戦いと呼ばれたそうで、最終的にはこの戦いに関わっていたアイヌ民族37人が和人によって処刑されたとか。この右の墓碑は和人71人の供養の為に造られたものらしいのですが、明治になって海中から発見され、ここに移設されたんだそうです。アイヌの悲しい歴史もあるんだねぇ。
 道東と北方領土のマップが地面に書かれていました。根室半島に近いのは歯舞群島だね。北に見える山々は国後島らしい。この場所から納沙布岬灯台を見たら、夕日があたってきれいでした。

 これで一回りしたのでいったん車に戻りましょう。車に戻ってスマホで遊ぶ。ネコ娘は先日からギガを使い切り、クマ兄さんのギガをテザリングで消費していく。そして、クマ兄さんのギガも枯渇。この後どうしよう・・・。




もう一回り
 15:40、ギガが無くなりやることなくなりました。車内でリラックスしたのは15分ほど。さて、大晦日なので仕事をする気にもなれず、クマ兄さん一人でもう一周回ってくることにしました。

 駐車場からオーロラタワーを見ると、夕焼けが良い感じ。納沙布岬灯台もかなり暗くなってきてます。
 納沙布岬灯台までやってきました。貝殻島灯台もかろうじて見えます。もっと長いレンズも持ってくれば良かったなぁ・・・とは思うけれど、なかなかね。重いんで持ってこれないのですよ。
 花咲港方面はだいぶオレンジ色になってます。穏やかな海ですね。
 北の方を見ると山が二つ。これが国後島の山のようです。いつか日本に戻ってくるかな?納沙布岬周辺は高い建物がオーロラタワーだけなので、かなり目立つ。そのうち登れるようになるかな?
 本土最東端の碑の周りには年越し車中泊仲間がたくさん停泊していました。皆さんキャンパーかハイエースですね。普段使いと走りを考慮したらハイエースが良いかな、クマ兄さん的には。
 我が家のリラックスワゴン周辺は人気のエリアらしいです(左)。かなり多くのキャンパーが集まってます。リラックスワゴンの横もピチピチになってきました。望郷の岬公園の駐車場も斜面になっていて寝るにはイマイチなのに20台くらい停泊しています。明日の朝はいっぱいになるのかな?
 最後に四島のかけ橋をパチリ。この時間になると誰も散策してませんでした。寒いしね。じゃ、リラックスワゴンにもどってのんびりしよう。




ディナー
 リラックスワゴンの車内。三人ともゴロゴロしながら時間を潰す。三人でゴロゴロだとちょっと狭いかな。でもね、ネコ娘は高校二年生。来年は遊びに連れて回れないし、再来年は大学生になってしまうだろうから、久しぶりにクマ兄さんとペンギン姉さんだけの旅行に戻るはず。となると、このリラックスワゴンで十分の広さになるんだろうなぁ。
 17:20、大晦日のディナーにしましょう。イオンで買ってきたお寿司とオードブル。大晦日の夕食はパーティーディッシュと決まっているのです。去年から。リラックスワゴンのテーブルだとギリギリなくらい大きなお皿でした。
 食後はデザートロールちゃんと窯焼きタルトをネコ娘に切り分けてもらいます。高校生にもなるとこういうお手伝いをしてくれるから楽だねぇ。

 ということで食べ過ぎた年越しディナーでした。
 21:00、トイレへ。ついでに周辺をパトロール。我が家のリラックスワゴンはハイエースのワイドミドル。アルファードとかよりも大きく見える車なんだけど、今日はハイエースのスーパーロングに囲まれているので小さく見える。駐車場はだいぶ詰まってきましたね。
 キャブコンは存在感がありますねぇ。ボクシーとかエクストレイルだとここでは小さい部類です。去年の宗谷岬もそうだったなー。ときどきこういう異世界に入り込むね。

 パトロールを終え、日本最東端のトイレに行くと、小太りの兄ちゃんが一人で騒いでました。近づいて見るとライブ配信をしているみたい。コーラを飲みながらライブ配信です。あとからYouTubeを探してみたんだけど見つけられませんでした。不思議な人だ・・・。

 スマホで紅白歌合戦を見て、24時頃に就寝です。良いお年を。




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