七日目 加茂水族館
2019.8.17
とうとう最終日となりました。今日は、午前中に水族館を見物し、昼過ぎから帰路につきたいと思いますよ。一週間のドライブ、なかなか疲れましたね。 |
朝食 |
||
7:30、起床。長旅の疲れか、朝起きられないね。ネコ娘は腹出して寝てますよ。そろそろ起きようよー。
7:45、強引にネコ娘を起こす。怒るけど起こす。 |
||
|
||
8:30、朝食会場へ。山形名物の玉こんにゃくや自家製の豆腐が美味しい。他にも自家製の味噌とキャベツを鉄板で焼いて卵とじにしたりとイベント性もあってご飯三杯頂きました。
お腹いっぱいだよ・・・。 |
||
朝食食べ過ぎちゃったな。お昼ご飯は抜きかな?とか思いながらチェックアウト。さて、今日は加茂水族館でクラゲを見るのですよ。 |
加茂水族館 |
||
9:50、加茂水族館に到着。もうすでにたくさんに人が来場していて、駐車場はかなり遠くになりました。てくてく歩いて加茂水族館に向かうと山形県立加茂水産高校の横を抜けていきます。この学校、海洋技術科と海洋資源科っていうのがあって、海洋技術科は船長とか機関長を目指せるらしいですよ。 |
||
あれ?加茂水族館に着いたんだけど、記憶にある加茂水族館と全然違う。たぶん今回で三回目。
初めて訪れたときはクマ兄さんとペンギン姉さんが大学生だった時。このときは、あまりのしょぼさにびっくりしたんだよね。ラッコのショーが始まりますっていうアナウンスがあって、ラッコの水槽に行ってみたら、長靴履いたおばちゃんがラッコに餌をあげるだけっていうショー。そのショーが終わると、おばちゃんがその辺をウロウロしてたし。このときはまだまだクラゲなんて展示してなかったと思う。 二回目は7年前かな。このときはクラゲで有名になっていて、クラゲの水槽がモリモリだったんだけど、建物はまだまだ小さかった。なのに今回はこんなに立派になっちゃって。 |
||
10:00、入館。「祝リニューアル5周年」という垂れ幕があったので、現在の建物になって5年経ってるみたいです。 |
||
これが多分一番大きい水槽。庄内沿岸の魚が展示されています。マダイとかコブダイなど。美味しい魚がいっぱい。サメもいるね。美味しそうに見えるけど、水槽で泳いでいる魚って美味しいんだろうか。 |
||
こちらはサメタッチコーナー。鮫皮に触れます。鮫皮ってざらざらしてますな。そのざらざらを利用してワサビを擦る板に貼ったりするらしいですよ。 |
||
|
||
左はシロサケの子供。川で孵化し海に降った状態ってこのくらいのサイズらしい。日本で昔から食べられている鮭ですね。右はタコ。水族館のタコって隠れてじっとしていることが多いのに、ここのタコはとっても元気。 |
||
左のモフモフはダーリアイソギンチャク。ダリアの花に似ているからこういう名前になったらしい。 |
||
さて、ここからはクラゲづくし。最初に鉛筆で描いた海月の展覧会を見ます。鉛筆画家「つだなおこ」さんの作品。鉛筆でクラゲを描く、という発想からして凄い。絵もすごいです。 |
||
まずはインドネシアシーネットル(左)。エチゼンクラゲかと思ったけど、ちょっと違う?このクラゲ、猛毒を持ってるのですよ。小魚などを捕まえるのに使うんだって。
右がエチゼンクラゲ。エチゼンクラゲでも小さいのいるんだ。このクラゲも毒を持っていてプランクトンを捕まえて食べるそうです。このクラゲ、実は日本生まれではなく中国や朝鮮半島の方で生まれ、海流に乗って日本の方へやってくるそうです。そんなエチゼンクラゲですが、ウマヅラハギが天敵。ウマヅラハギは集団でエチゼンクラゲを襲い食べちゃうそうです。 |
||
小さいけれど元気に泳ぐビゼンクラゲ。最高級の食用クラゲとして有明海では漁業の対象になっているそうです。奈までは食べられないので、ミョウバンと塩で漬け込んで調理するそうです。歯触りを楽しむ食べ物で、旨味とか油は全然ないそうです。
そして100m以深に生息しているめずらしいアマガサクラゲ(右)。かごしま水族館からポリプをもらって繁殖させたんだって。 |
||
左はオワンクラゲ。2008年に下村先生がノーベル賞を受賞したことで有名になったクラゲです。緑色蛍光タンパク質を持っていてUVランプを当てると緑色に発行するんだそうです。確かに光ってる。
右はキャノンボールジェリー。こちらも食用クラゲとしてポピュラーだそうです。南米沿岸が生息地らしいけど、日本でも食用として流通しているんだって。 |
||
左の微生物みたいなやつはシンカイウリクラゲ。深海調査でよく見られるらしいんだけど、クマ兄さんは水族館以外では見たこと無いなぁ。でも、春になると庄内浜でも見られるんだって。
最後に大きな水槽でミズクラゲ?の回遊を見ました。ここで、みんな記念撮影。これだけたくさんいると圧巻です。 |
||
11:00、クラゲのおはなし、というイベントが開催されました。最前列の席を確保し集中して解説を聞く。クラゲってプランクトンなんだって。知らなかった。水の流れに逆らって泳ぐことができない生物をプランクトンって言うんだって。なのでクラゲはどんなに大きくてもプランクトン。それからクラゲは針を持つクラゲと針を持たず櫛を持つ櫛クラゲの仲間に大きく分けられるんだって。
あと、高校の生物で習ったような卵→プラヌラ→ポリプ→ストロビラ→エフィラ→メテフィラ→大人って変わっていく解説も面白かった。ストロビラを上手にコントロールすると、何体ものエフィラを作り出せるんだって。クラゲ恐るべし。 |
||
左は繁殖室。レクチャールームという部屋が休憩室に開放されていて、その隣にある繁殖室がガラス越しに見学できました。そして、レクチャールームの柱にはさかなクンの絵がギョギョギョって描いてあります。さかなクンもここに見学に来てたんだね。 |
||
|
||
12:00、ということで、加茂水族館の見学終了。学生時代から数えて通算三回目の訪問でしたが、あまりの変わり様にびっくりした加茂水族館でした。クラゲでこれだけ人が集まるんだね。
じゃ、富山に向けて帰りましょうか。朝食を食べ過ぎてお腹が空いてないので、ガンガン走って早い時間に帰りましょ。 |
帰路 |
||
加茂水族館を出発し、海岸沿いの県道50号線を走る。そして、国道7号線へ。国道7号線に出ると交通量がかなり増えました。やっぱり夏休みだと混雑するよね。 |
||
14:00ごろ、朝日まほろばICから日本海東北道にのり南下のスピードアップ。しばらくは対面通行だけど新潟が近づくと片側二車線になります。ここからはとても走りやすくなり、快調に走り、眠くなる。 |
||
|
||
16:30、名立谷浜SAで休憩。ここでコーヒーを買う。いつも挽きたてのコーヒーが飲める自動販売機。これを開発した人って天才だよね!ちょっとお値段高めだけど美味しいので大好きです。これで目が覚める。 |
||
17:00、いつもの鬼伏トンネルでパチリ(左)。夏は山肌が草で覆われていますね。これを抜けると親不知子不知。海の上を飛び越えるように走る高架橋がなかなか見ごたえると思います。見慣れたけど。 |
||
18:10、北陸道の小杉ICで一般道に降りる。あとは自宅まで約10分。と、いつもの交差点で事故発生中でした。中央分離帯に乗り上げたり、電柱に突っ込んだ車が無惨。自宅に到着するまで気を抜かないように注意!
18:20、無事自宅に到着。今回のドライブの走行距離は2,227kmでした。まずまず走りましたね。次はどこに行けるかな? |
六日目 |
東北縦断ドライブ に戻る |